独立FPとして活動していくとか、お客様を持って投資顧問を営むということもまだ日本にはなじみにくいと思っていましたので、事務所を構えて一人でということはあまり考えていませんでした。
そもそも証券会社をやめた理由は、どうしても大きな組織ですと、企画をあげても上層部の意向でそれが通らずに徒労に終わることが多く、不完全燃焼の状態が続いていたからでした。
ですので、どちらかというとベンチャー企業でFP関連の企画の仕事をやりたいと思いながら探していたときに見つけたのが、このE・アドバイザーという会社です。
私がこちらの会社に採用してもらえたのも、今までの証券会社での経験や、FPとしての執筆活動や講師活動、相談業務といったキャリアを認めてもらえたのだと思っています。
なおかつCFP資格保持が条件で入社を認められましたので、今の会社E・アドバイザーにおいてもCFPの資格保持は必須だといえます。
E・アドバイザーはSフトバンクファイナンスという、Sフトバンクの金融部門のグループの一社ですが、インターネット上でファイナンシャル・プランニングを行うという趣旨でつくられた会社です。
内容は、お客様ご自身で細かい属性、例えば、家族構成や収入、支出、資産の状況、リスク許容度などを入力をしていただくことによって、最終的にはライフプランのアドバイスが出てくるというシステムです。
アドバイスの過程においては、グラフだけではなくて、文章でアドバイスが出てくるようになっています。
投資信託マーケティング部門フリーFPは女性にとっては有利な資格FPにお金を払って相談する土壌というのが、サラリーマン層にまで普及するというのは、まだ時間かかるのではないかと思います。
というのも、日本人はそもそも危機意識があまりない人種だからです。
例えば、今「これからの年金制度はあぶない」ということが叫ばれていますが、実際に「それではしっかり自分で老後の資金をつくろう」と真剣に考えている方がどれだけいるでしょうか。
おそらく、10年後、20年後に生活に困るお年寄が街にあふれたとき初めて、若い世代にもファイナンシャル・プランニングの重要性が理解されるのではないでしょうか。
それまでは、まだまだ私は啓蒙活動を続けていかなければならないと思っています。
今は会社の株式上場が第一目標証券会社で営業をしていたときなどは、女性だと少し軽く見られがちなところはありましたが、アドバイザーという立場になりますと、かえって女性のソフトなイメージで好感が得られプラスになることがあります。
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